【ボーイ隊】夏期長期野営

中学生の活動

ボーイ隊では、7月23日から5泊6日の日程で夏期長期野営を実施しました。場所は2年前の春に長期野営を行った早良区の山奥にある野営場です。まずは開催1週間前に班長次長たちが1日がかりで草刈りをして、サイト準備。ここでは自分たちで開墾するところからキャンプが始まります。

そして当日、大きな荷物をからって駅集合。班単位で集合時間・場所をかえて密を避けます。約2時間かけて、電車→地下鉄→バス→野営地まで登山を行っての移動。2年ぶりの隊での本格的キャンプにドキドキ期待と不安が入り交じります。

野営地に到着したら、設営開始。今回は感染対策のため、1人ずつソロテントで寝起きします。調理も個別調理が基本です。本格的なキャンプ初めての子もかなりいましたが、心配していたより順応性高くてビックリ!地中深く穴を掘ったトイレや、小川を冷蔵庫代わりに使ったりと野外生活に文句言わずに馴染んでいきました。

徒歩1時間ほどのところにある滝に行っての水遊びやスイカ割り、魚釣りはとても楽しかったようです。

途中支援に来てくれたベンチャースカウトの先輩に、ロープ結びや手旗を指導してもらいました。簡易担架を作ったり、キムスゲームなど進級課題も前向きに取り組みました。ずっとやりたかった仲間との野外活動を楽しんでいます。

みんな驚くほど野営工作にはまりました。山から竹を切って枝葉をのけて、運んできては立ちかまどや物干し台、食器棚などを作ります。朝早くからトントントントン…人里離れた山奥なので誰にも遠慮なく作業もできます。

毎晩キャンプファイアーは実施しました。次第に大きな声で歌えるようになりました。火を囲んでの集いはとても楽しい思い出となりました。

山を下って、野営地を貸していただいているお寺に伺いました。ボーイスカウトの団委員長をされているご住職から講話をいただきました。最初は少し緊張していたものの、たくさんおやつをいただいてみんな嬉しそう。

そうしてあっという間に6日間の長期野営は終了しました。大きなケガや体調変化もなく、心配していたホームシックも発生することもありませんでした。期間中ずっと晴天に恵まれたことも幸いしました。色々と課題もありますが、とにかく経験値が不足している中、6日間親元を離れてたくましくキャンプ生活を送れたことはものすごく本人達にとって自信がついたことと思います。今回で班からは卒業する班長から伝授された技能やスピリッツをしっかり受け継いで今後の活動に活かしてほしいと願います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました