今日は待ちに待った「稲刈り」の日。天気にも恵まれ、夏のような暑さでの隊集会。
自分達で植えた苗が育ったかどうか、ドキドキワクワクしながら迎えましたが、すくすくと立派な稲穂が実っていました。

先日の組集会で鎌を初めて手にし、まだ怖さが若干残っていたスカウト達ですが、実際に稲を刈ってみると、とてもキレ味がよく、スカウト全員没頭してどんどん刈っていました。

その途中、カエルやタニシもいて生き物好きなスカウト達は目がキラキラ✨
田んぼの3分の1は刈ったので、そろそろコンバインの出番でしたが「まだ刈りたい!!」との声がたくさん!最初鎌を怖がっていた姿が嘘のように、スカウト達は楽しさ一杯の様子でした。

コンバインが登場すると、あっという間にどんどんと稲が刈られていき、その様子を興味津々に見つめる姿が印象的でした。

刈ったばかりの稲はまだ水分が多く含んでいるため、乾燥させる機械を使って水分量を減らす作業も見学し、自分達が食べるまでに様々な手間暇がかかっている事を改めて学びました。

また、山となっているもみ殻の上に登って、はしゃぐ姿にほっこりする場面も。これもまた、なかなか出来ない体験でした。

そして最後は楽しみにしていたバーベキューです。お肉は保護者の皆様の協力のもと焼いていき、スカウト達は、炊き立ての新米でのおにぎりを握ることに。アツアツのご飯を握るのに苦戦しながらも、頑張りました!

新米の作ったおにぎりは、モチモチ感がたまらない格別の美味しさで、中には3~4個食べる子もいました。
片付け後、スカウト達から農家さんへの質問タイム!いくつか出た中で「農家をやりはじめて、やりがいに感じるときは、どんな時ですか?」との問いに「こうして皆が来て、楽しく一生懸命に取り組み姿を見た時にやりがいを感じる」との答えが印象的でした。

本当に貴重な経験をスカウトのみならず、大人たちも経験できた隊集会でした。
田植えに続き、稲刈りを受け入れてくださった農家さんには感謝しかありません。
普段当たり前に食べているお米が、いかに手間暇がかかっているか学び、改めて食のありがたさを知ることができました。事前の色々な準備等もお世話になり、本当に有難うございました。
また、保護者の皆様にも、色々な準備やスカウト達が怪我しないようにしっかり見守っていただき、本当にお疲れさまでした。
最後にスカウトたちから農家さんへ感謝の気持ちを伝え、閉会。
この貴重な経験は、きっと大人になっても記憶に残り、活かされることでしょう。




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