待ちに待ったカブ隊の夏キャンプが、2025年8月16日・17日に夜須高原青少年自然の家で行われました。今年のテーマは「僕らは森の名探偵」。子どもたちの好奇心と挑戦心が存分に試される、まさに特別な2日間となりました。
1日目:新しいTシャツで元気にスタート!
朝9時、参加者は駐車場に集合。まずはカブ隊の新しいTシャツを受け取り、それぞれ着替えを済ませました。毎年、猛暑が続く夏。隊の皆が快適に活動できるよう、正式なTシャツが用意されたとのこと。鮮やかな黄色のTシャツに身を包んだスカウトたちは、太陽の下でも一際輝いて見えました。
荷物を持って玄関ホールに移動し、いよいよ開会式。活動目標は「自分の事は、自分でします」。自分のことは自分でやるという誓いのもと、2日間に渡るキャンプがスタートしました。3

焼き板で表札作り:個性が光る創作活動
最初の活動は「焼き板で表札作り」。焼いて炭に覆われた板を、ブラシややすりで丁寧に磨き、自分だけの表札をペイントします。板を焼くことで腐食や劣化を防げるそうで、中にはまるで職人のように熱心に磨き上げるスカウトも。ペイントでは、自分の名前や好きな言葉を書く子、風景の絵を描く子、ユニークな模様に挑戦する子もいて、仕上がりはもちろんですが、作業の様子にも一人ひとりの個性が現れていました。

梨の皮むき大会:チャレンジと達成感
続いて「梨の皮むき大会」が開催されました。大人がしっかり見守りながらも、スカウト自身の手で最後まで皮をむき通します。初めは緊張と戸惑いも見えましたが、みんな真剣な顔つきで慎重にナイフを動かしていました。途中、「難しい!」「あと少し!」という声も上がりましたが、誰一人諦めることなく最後までやり切った姿が印象的でした。

審査基準は皮の長さと見た目の美しさ。スカウトたちは盛り付けにも工夫を凝らし、少しでも綺麗に見えるようにと一生懸命。保護者の皆さんも怪我をしないかとハラハラしながら見守っていた様子で、この体験は子どもたちにとって大きな自信となったのではないでしょうか。

草スキー場へ:全力で楽しむ夏
昼食で「スカ弁」を食べたあとは、各組ごとに準備された部屋に荷物を運び、いざ草スキー場へ!ソリとヘルメットを手に、熱気あふれるゲレンデを何度も滑りました。途中、木陰で休憩を取りながらも、みんな夢中になって滑走。暑さも忘れて楽しむスカウトたちの笑顔が広がっていました。

屋内スポーツ:キンボールとビーンボーリング
続いて屋内でキンボールとビーンボーリングに挑戦。キンボールは直径122㎝の巨大なバルーンボールを床に落とさないよう、チームで協力してプレーするスポーツです。スカウトの背丈ほどあるボールに戸惑い、最初はただの大玉転がし状態でしたが、途中何とかルールを理解しチームワークを発揮していました。ビーンボーリングでは、狙いを定めて投げる集中力と、仲間を応援する声が印象的でした。

夕食・星空観察:仲間とともに過ごす夜
自由時間と入浴を挟み、夕食はバイキング形式。朝からたくさん活動したスカウトたちは、例年以上の食欲!おかわりを何度もする姿に、保護者やリーダーも思わず笑顔になりました。食後は食器の片づけや、テーブルを拭き上げる姿も。自分のことだけではなく、周りのために動くスカウト達の成長が感じられる場面でした。

夕食後、各部屋で自由時間を過ごし、夜にはヘッドライトをつけて星空観察へ。夏の夜空に広がる星々を眺め、星空アプリの助けも借りながら、「あれがこと座のベガだよ!」「夏の大三角形が見えるね!」と大盛り上がり。宇宙好きのスカウトが熱心に観察を続ける姿もあり、好奇心の深さに感心しました。

組長次長会議:振り返りの時間
星空観察から戻ると、組長・次長会議を開催。各組の代表が一日の振り返りを発表しました。「時間通りにできた」「みんなで協力できた」という声が多く、保護者目線でもスカウト達の成長や、チームワークの素晴らしさを実感できた一日となりました。
2日目:協力と優しさが光る朝
2日目は朝6時15分に起床。身支度を整えた後、全員で活動場所の掃除を行いました。施設で行われる野外での朝のつどいには他団体も参加し、それぞれのグループ紹介も。集まりが早かったので、施設の方の提案で森の声に耳を傾けるゲームにも挑戦。色々な昆虫や鳥の鳴き声が聞こえることに、自然の豊かさを感じることができました。

その後すぐに朝食の時間になりました。スカウト達は朝からとても食欲旺盛。そんな中、テーブルで一人で食べようとする子がいましたが、すぐに仲間が気付き、「一緒に食べよう!」と声をかけました。その姿を見て、周りをしっかり見ていると感心し、その優しい気持ちも伝わってきて、大人たちは朝からほっこりしていました。
部屋の片付けと荷物整理:協力の力
朝食の後は、各自で布団をたたみ、部屋の掃除と荷物の整理。時間との勝負でしたが、「自分だけできればいい」ではなく、組全体が協力して時間内に終わらせようと努力しました。デンリーダーやデンコーチの厳しくも温かな声掛けもあり、全員が無事に完了することができました。
フィールドビンゴ:観察力とチームワーク
最後の活動はフィールドビンゴ。散策コースに設けられた16カ所の場所にまわって、その場所に一致した景色を写真表から選び、別途与えられた回答用紙のマス目に番号を埋めてビンゴを完成させるゲームで、同時に別途チェックポイント付近で出題される問題を解かないといけません。景色に注意を払いながら、それぞれ組ごとに話し合い、協力して進めました。途中で意見が割れることもありましたが、多数決でまとめる姿や、水分補給を自主的に促すスカウトの姿も。仲間の体調に気を配る優しさ、最後まで頑張る粘り強さに心を打たれました。

大切な時間、深まる絆
この夏キャンプは、長い時間を共に過ごしたことで、スカウト達の成長が一層際立った2日間でした。個々のチャレンジや仲間との協力、困難を乗り越える経験は、今後の人生にもきっと生きていくはずです。また今後の活動に向けた課題も見えてきて、ますます楽しみが増えました。

感謝の気持ちを込めて
最後にスカウト達を指導してくださったデンリーダーの皆さま、程よい距離感で見守ってくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。そしてお世話になった夜須高原青少年自然の家のスタッフの皆さまにも、心から感謝申し上げます。
スカウト達にとって、思い出と学びがたくさん詰まった素晴らしい夏キャンプとなりました。今後も、子どもたちの成長と笑顔を見守りながら、楽しい活動を続けていきます。



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