【カブ隊】『忍術修行』2023/7/23

小学校高学年の活動

今回の活動の舞台は北九州市小倉。服部半蔵からの巻物をきっかけに小倉城に潜入することになった37団カブ隊のスカウトたち。前回の組集会以降、伊賀組(1組)、甲賀組(2組)に分かれたスカウトたちは、一人前の忍者となるため過酷な修行に取り組んでいた。。


そして今回、最初の修行は「水」。水蜘蛛の術(=SUP、スタンドアップパドルボード)を修得し、川の上を自由に動き回れるようになります!

SUPはほとんどのスカウトが初めての体験。ボードでの立ち方やオールの使い方、落水した場合の対応などインストラクターさんに丁寧に教わります。この日の紫川は波も穏やか。天気もよく最高のSUP日和です〜。

最初はオールの使い方もぎこちなかったスカウトたちですが、コツをつかむと下流の方まで自信を持って漕いでいきます。

最後はみんなでレースや集合写真なども。スカウトも保護者の皆さんもとても楽しかったようです!

続いての修行は「測」。計測の術の修行です。
かつて忍者は、敵や城、やぐらなどの距離、山の高さなどを正確に測る術を知っていたようです。そして今回スカウトたちは、自分の体や歩幅などを記録し、「鴎外橋」にある銅像までの距離を測ります!

組ごとに最終の答えを決めるのですが、何度も測り直したり計算して出した距離も、組のメンバーの間でかなり差があったりして中々決まりません笑。最終的に、片方の組はじゃんけんで勝った人の距離、もう片方の組は信頼する組長の距離を採用〜

さて結果は、約50メートルの距離を測って、2つの組の差は50センチ(=1%)の僅差!両組ともよく頑張りました。今回で自分の体を使って距離を知る術を身に付けられたかな?

ここでスカ弁タイム。木漏れ日の下で束の間の休息です。
食後はUさんが急遽マジックを披露してくれるという嬉しいサプライズもあり!楽しめました笑

午後は忍術修行の最後となる「忍」。小倉城で陽忍の術(潜入)を行います。
忍者スカウトの持つ鋭い観察力を持って、服部半蔵からの課題に挑戦していきます(チーフも忍者の鉢巻に♪)

小倉城は事前学習でもあったとおり、自然のままの石を使った「野面積み」が特徴。どうやって運んできたのか不思議なくらいの大きな岩で組まれた城壁は迫力があります。

城壁を抜けると天守閣の存在感がすごいですね〜。スカウトたちはそれぞれの組に分かれて潜入!中は意外にもゆるキャラがいたり、当時の生活や文化を知るアトラクションなどもあるなど、スカウトたちも楽しそう。

また天守の最上階(5階)まで上がるとなかなかの高さ。江戸時代の人がこんなに高い建物を建てていたこと自体びっくりした、といった意見も。

忍術5番勝負として進めてきた今回の隊集会。最後は天守閣のふもとで閉会式です。今回は僅差で甲賀組(2組)が優秀組章を獲得。

指導者としてはこうした忍術修行を通して、楽しみながら経験や知識を得てくれたらうれしいですね。

気温も高い中でしたが、伊賀組と甲賀組のどちらも相手の組に負けないという、熱い気持ちを感じることができました。4月にスタートしたカブ隊も、日を追うごとに組のつながりやチームワークがよくなっていると感じます。

来月はいよいよ夏キャンプ。自然の中で充実したカブ活動ができるようにサポートしていきたいと思います。保護者の皆さん、今回は遠方でしたがご協力ありがとうございました!

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