先日、ボーイスカウトの活動で福岡市海水淡水化センター「まみずピア」を見学してきました。
水道の蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水ですが、その裏側にはどんな仕組みがあるのだろう?
そこには、とても楽しく、そして勉強になる時間がありました。
まみずピアってどんな施設?
まみずピアは、海水から真水を作る海水淡水化施設です。

なんと1日に最大5万トンもの真水を生産できる、日本最大規模の施設だそうです。
同様の施設は沖縄県北谷町にもありますが、福岡市の施設は日本最大規模とのことでした。
こんなに近くに住んでいるのに、全然知りませんでした。
なぜ福岡市に海水淡水化施設が必要なの?
福岡市は昔から渇水の多い地域です。
実は、政令指定都市の中で一級河川がないのは福岡市だけなのだそうです。
そのため、筑後川から水を分けてもらい、大野城市牛頸に浄水場を整備してきました。
しかし、それでも将来的な水不足への備えが必要だったため、約21年前にまみずピアが誕生しました。
想像以上の生産量にびっくり!
見学中に教えていただいたのですが、私たちが見学していた9:00〜10:45のわずか1時間45分の間に、約2,900㎥の真水が生産されたそうです。

学校のプールに換算すると約6.5杯分。
短時間でこれほどの量の水が作られていることに驚きました。

世界レベルの技術「中空糸膜」
施設では、東洋紡が開発した「中空糸膜」という特殊な膜が使われています。

この膜によって海水から不純物や塩分を取り除き、真水を作ることができるそうです。
世界でも高い評価を受けている技術とのことで、日本のものづくりのすごさを感じました。
海の水は年々きれいになっている
意外だったのは、取水する海水が年々きれいになっているというお話。
その理由の一つが、海岸の砂の中にいる微生物たちの働きだそうです。

自然の浄化作用と最先端技術の両方によって、安全な水づくりが支えられていることを知りました。

飲み比べ体験も!
見学の最後には、
- まみずピアで作られた生産水
- 福岡市の通常の水道水
の飲み比べをさせていただきました。
さらに、真水を取り出した後に残る濃縮海水も味見。
想像以上に塩辛くてびっくり!
たとえて言うなら、パスタを茹でるときのお湯くらいしょっぱかったです。
見学を終えて
普段何気なく使っている水ですが、その裏には大規模な設備と高度な技術、そして水を守るためのたくさんの工夫がありました。
まみずピアは、本当に無駄がなく、よく考えられた素晴らしい施設だと感じました。
福岡市民として、水のありがたさを改めて実感できるまみずピア工場見学。
ボーイスカウトの活動を通して、とても貴重な体験ができました。



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